外国通貨の売買を、取引金額の一部を証拠金として預け入れるだけで行えるのがFXです。そして、世界中で取引されているので、取引時間が平日のほぼ24時間というのもFXの特徴です。また、取引所の取引では、祝祭日などが休みになりますので、年間の取引できる日数が200日そこそこということもありますが、FX(店頭取引)では、土日以外はほとんど休みがありませんので、年間250日以上取引できます。このような取引環境ですから、その人の生活スタイルがどんなものであっても必ず取引できる時間がとれるのもFXの良いところです。
どうして、このように長い時間取引ができるのか、もう少し詳しく見てみましょう。朝が一番早く来るのは、ニュージーランド、オーストラリアです。これらオセアニアから取引がはじまり、次いで東京などアジア各国に移っていきます。東京時間の夕方になりますと、ヨーロッパ諸国から世界的に取引が活発なロンドンの取引がはじまり、東京時間で日付が変わる少し前に、これも世界的に取引が活発なニューヨークが始動します。
そして、ニューヨークの取引が終わるころにオセアニアに朝がきます。このようにして、ほぼ24時間、世界中で途切れることなく取引が行われます。祝祭日は、国によって異なりますが、FXの取引はいくつかの取引システム上で行われていますので、ほとんど各国の祝祭日の影響を受けません。そのため1月1日などの特別な日を除いて、土日以外は取引ができます。
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