日本には信用情報機関が3つありますが、いずれの機関も提携が進んでおり、1つの信用情報機関で事故情報が載ってしまうと情報が共有される仕組みとなっています。一番大切なのは与信が傷つかないようにクレジットカードやカードローンを使うことですが、一度傷ついた場合でもいつかは回復します。まず、数日程度の遅れであれば記録に残らないことも多くあります。どういった情報を上げるかはカード会社側の判断になりますが、支払日から2、3日以内の支払いであれば通常通り返済があったと記録している会社も多いのです。
自分の与信は申請すれば確認することができるので、気になる場合は取り寄せてみるのも良いでしょう。しっかり支払いがされているのであれば、毎月の支払い欄に$のマークがついています。支払いが遅れる場合、連絡があったかどうかで扱いも変わってきます。連絡があるとAマークがつき、連絡もなく支払いもないとBやCマークがつきます。
こうしたマークが多いと与信上不利なデータとして判断されるため、他社の利用に大きな影響が出てくるのです。利用履歴は2年間記録が残りますが、それ以上古いデータは消えていくので、2年経てば延滞の記録は消滅します。一方で債務整理をすると5年は記録が残ってしまうので、きれいな状態にするには5年必要です。与信を回復されるのには時間が経つのを待つしかないので、将来的に住宅購入など大きなお金を借りる計画がある人は、普段のカードの使い方で失敗しないようにしましょう。
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