与信に響く延滞と響かない延滞

与信はクレジットカードやローンの延滞をすると悪影響があることはよく知られていますが、私たちの身近なところには支払いが遅れてしまって影響するものとそうでないものが存在します。延滞することは望ましいことではありませんが、支払いに優先度をつけて処理していくことも大切です。与信に影響があるかどうかは、契約している先の企業が信用情報の会員かどうかによって変わってきます。保証会社が入るような取引の場合はたいてい与信に影響してくるので、何か契約する場合は必ず保証会社があるのかどうかを確認しましょう。

例えば携帯の本体を分割で購入した場合です。携帯の通信料金だけであれば延滞しても信用情報に記録されることはありませんが、本体を分割する割賦払いでは信用取引がされているため、未払いの本体代金があるうちに延滞をすると、与信に影響があります。お昼過ぎや深夜にやっているテレビショッピングでも、分割払いの代金を延滞すると信用情報に記録が残ります。これは間にクレジットカード会社が入っているためです。

同じショッピングでもネットの後払いは扱いが変わってきます。代表的な後払い決済の代行会社は信用情報機関に加入していないため、記録が残りません。ただし社内に記録が残り、延滞がひどいと次回から後払いが使えなくなることになるので気を付けましょう。最近ではアプリでVISAプリペイドを発行し、後払いでチャージできるものもでてきています。

こうしたアプリの発行元が信用情報に加入していると、延滞が記録されることになりますので、アプリの発行元が会員なのかどうか把握しておくことが大切です。

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